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2016年 01月 10日 ( 1 )


2016年 01月 10日

東大寺・転害門(てがいもん)

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平城京の一条の通り、一条通りの東突き当りにある東大寺・転害門です。

私の生活圏、つまりよく行くスーパーや娘の住むマンション等々にあまりに近いのでその歴史的な重要さに気付かない建物の一つです。なにせ、東大寺の伽藍の多くが消失した1180年(治承4年)の平重衡の兵火、1567年(永禄10年)の松永久秀の兵火にも焼け残った貴重な建物で、天平時代の東大寺の伽藍建築を想像できる唯一の遺構(国宝)なのです。 この建物、柱は1260余年前に建てられ、風雨や大火に耐えてきたと考えると感動ものです。

つい数年前までは野良猫の住処だったのですが、猫が(恐らく爪を研くためだと思いますが)建屋を傷つけるためか、最近は猫を追放して大変丁寧に管理されています。

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つい先日この門を撮影していた時に、門のすぐ脇にある観光案内所の方から面白い話を聞かせて頂きました。まずは上のショットにある柱なのですが、元々の大きな木であった時と同じような向きに柱が使われていることから南面に節(元々南を向いて枝があった)が多いとのことです。宮大工さんのお話でも同じような話を聞いたことがあります。

また、この門には神様を載せた籠が門を越える時に休まれるための4つの石があり、その上の天井は特別な格子構造になっているとのことです。(このあたりはまた機会があれば写真をアップします)

とにかく、最近は自宅界隈を歩いて写真撮影をしてますが、身近の歴史的建物や遺物の重要さに気付くことが度々です。

by jimmyny | 2016-01-10 00:00 | 奈良(Nara)